安部団長ごあいさつ
『チームワークを大切に、子供達の能力を活かしていく』
安行東サッカー少年団は、少年団登録をする前を含め、川口市で35年以上続く歴史あるチームです。現在では安行東小の子供を中心とした約70人の団員たちが、同校グラウンドで汗を流しています。そんな安行東が大切にしているのは「チームワーク」。11人制になった時にも対応できるようにと、そこは重視しています。
加えてサッカーだけでなく、挨拶などの生活態度にも厳しく指導しています。勝負の部分に関しては、我々もボランティアとはいえ、少しでも子供達に優勝の喜びや、負けて悔しい気持ちを植えつけ、前述の挨拶や生活態度も含めて、それだけにならないようにうまくバランスをとって子供達の成長を見守っていきたい。
また「子供たちの能力を活かしていく」という考えから、特定のチームスタイルを作らず、それぞれに合わせた指導を行なっていきます。
チーム育成方針 U-8(1・2年生)
『サッカーの神様は、まだ君という存在に気付いていないだけ』
U-8(1・2年生)の子供達へは「ボールはともだち」「仲間と一緒にやるサッカーは楽しい」ということを教えて生きます。日々の練習では、楽しく足元の技術を上げていき、ゲームの際には誰よりもボールにさわるんだという団子サッカーを推進していきます。そして楽しみながらも負けない心、強い気持ちを植え付けていきます。
またサッカーをとおして、仲間を思いやるやさしい心と、礼儀正しく、きちんと挨拶ができるような子供へ指導いたします。
次のU-10を見据えて、基礎となる技術を養いながら心身ともに仲間と一緒に成長していきます。
チーム育成方針 U-10(3・4年生)
『教えてもらったことは忘れる。自分で発見したことは忘れない』
U-10(3・4年生)の子供達へは、少しずつ個人の技術からチームとして連係する技術を指導していきます。サッカーの試合では、ほとんどがボールを持っていない時間であり、だからこそボールを持っていない選手が仲間のために走る大切さ、チームで戦う大切さを教えていきます。もちろん個人の足元の技術も、基本である「止める」「蹴る」の質を上げていき、パスはメッセージつきで送るという意図を理解してもらいます。
コーチの話を聞いて、理解して、実際にトライしてみるというサイクルができるようにサポートしていきます。
また、サッカーだけではなく「文武両道」。この頃になると難しくなってくる勉強も頑張るよう促していきます。
チーム育成方針 U-12(5・6年生)
『ここであきらめない人は、きっと将来社会に出てもあきらめない人』
U-12(5・6年生)の子供達へは、ANTONの代表という誇りを持って、仲間のため、チームのために、一生懸命走る、連動するサッカーを指導いたします。またサッカーは刻一刻と状況が変化するため、予測を交えながら頭の回転を早くし、ベストな判断力を養っていきます。
U-12はANTONの代表でもあるため、日々の練習においては、厳しいことも多く、挫折や悔しいこと、辛いことがあるかもしれません。しかしながら、その辛さや目の前の壁が、子供達を強くし、目標を達成したときの喜びを知るようになります。どんな結果も、6年かけて出したみんなの答えです。
ここであきらめない人は、きっと将来、社会に出てもあきらめない人。ANTONで学んできたことを誇りに、卒団後は次のサッカー人生を歩んでほしいと思います。